素材紹介
お茶に含まれるアミノ酸の約50%はテアニンです。また、お茶に含まれるポリフェノールのカテキンには殺菌作用があり、お茶でうがいをする昔の人の知恵は理に適っています。
茶の品種ごとの特徴
やぶきた品種:滋味あふれる濃厚な甘みと、優雅な香りが特徴の日本茶の優良品種。その昔、竹やぶを開墾し植えた茶の中で、優良系統として育った“やぶの北側”に位置する茶樹を選抜したことがその名の由来。静岡にある原木は県天然記念物に指定されています。
かなやみどり品種:ふんわりとした甘い香りと自然な甘みが特徴で、和紅茶にやわらかい個性を与えています。
実生在来品種:挿し木・接木をせずに自然交配されお茶の実から育った(実生)、日本古来の茶樹(在来種)のことです。自然交配によってできた実が親木の性質を受け継ぐ事はほとんどなく、多様に性質の違う種となっていきます。
種子から育つ在来種の茶樹は、太い根を地中深くまで伸ばすため生命力が非常に強く、樹齢の長い茶樹に育ちます。