あわ
縄文時代から栽培されている日本最古とされる穀物です。黄色い色はポリフェノール。カルシウム・ビタミンE・亜鉛・銅・葉酸・ナイアシン・パントテン酸・マグネシウム・ビタミンB群・鉄分を含みます。
ひえ
あわと並んで縄文時代から栽培されている日本古来の雑穀で、昔は味噌や醤油の原料に利用されていたそうです。カリウムや亜鉛やパントテン酸、食物繊維・マグネシウム・鉄分・トリプトファンを含みます。
きび
あわ・ひえ・稲よりあとに日本に伝わったとされています。亜鉛・銅・食物繊維・カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分・ナイアシン・ビタミンB群を含み、コクや甘みがあります。
押し麦
ビールや麦みその原料でもある大麦を加熱して平らに加工したものです。カルシウム・食物繊維・カリウム・鉄分を含み、弾力のある美味しい食感です。
丸麦
縄文時代後期から弥生時代に伝来。水溶性食物繊維・カルシウム・カリウム・ビタミンB群を含みます。
はと麦
雑穀の中ではかなり大きい粒。江戸時代に中国から渡来。たんぱく質・脂肪・カルシウム・鉄分・ビタミンB1、B2・リノール酸を含みます。
たかきび
14世紀頃日本に伝来。食物繊維・マグネシウム・カリウム・ビタミンB1、B6・ポリフェノールを含みます。
緑米
古代米の一種で、薄い黄緑色をしています。この色はクロロフィル(葉緑素)の色素です。カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄分・ビタミンB群を含みます。
赤米
縄文時代から栽培されている古代米です。野生稲の大部分が赤米であることから、日本のお米のルーツとされ、赤飯の起源はこの赤米だったと言われています。赤い色はポリフェノールのカテキンの色素。
黒米
古代米の一種で、深い黒紫色をしています。
水溶性のアントシアニンによる色素で、炊飯するとご飯がほんのりとピンク色に染まります。多く加えて赤飯のようにも利用できます。独特の滋味深い味わいが楽しめます。