菊池の自然農のリーダー的存在
20歳の頃に、岡田茂吉に影響を受けた叔父さんに自然栽培をすすめられたことが、自然農の道に入った直接のきっかけだそうですが、冨田さんは子供の頃から、自然に沿った生き方をしたいと大空を見ながら考えていた子供だったそうです。
最初は田んぼだけでは生活ができないので、メロンを作って生活の糧にしながら、少しずつ自然農の稲作を研究。
1991年から肥料はれんげの花のみで稲作をされました。苗を植える前にれんげの種を植えてれんげ畑にし、それをすき込んで緑肥にして、そのあと田植えをするという方法です。
しかし、自然栽培を極めるうちにれんげも必要ないと気が付き、それからは稲わらを還元するのみの肥料不使用の自然栽培農家となりました。