サスティナブルコラム

アムリターラはブランド創立時より、「持続可能な社会」の実現を目指しています

「持続可能な社会」とは、有限な地球の中で環境への負荷をできるかぎり軽減し、人と自然が共生して、生態系を守りながら循環型の調和のある暮らしが出来ること、そしてその暮らしを次世代に継承していける社会のことです。柔軟な精神と広い視野を持ちつつも、守るべき伝統は大切に受け継ぎ、種は絶やさず未来に渡していく。
自然と人、人と人が有機的に繋がって社会がまさに“生き続ける”ことこそが、アムリターラがブランド創立時より掲げている信念でもあります。

循環型の農法による植物や、伝統的な物作りを応援

企業としてそういった社会を目指す行動の一環として、アムリターラは真摯な物作りをされている生産者さんを大切にし、協力し合いながら美容と健康に役立つ環境にやさしい商品を「衣・食・住」にわたって創出し、持続可能なナチュラルなライフスタイルを提案していきたいと考えています。

原料へのこだわりと地域振興のサポート

九州にある自社農園では、農薬や肥料を使用しない自然栽培の田園を少しでも増やしていきたいという思いから、休耕田などを利用した農園をつくり、お米やハーブの栽培を行っています。可能な限り品種にこだわり、種から育てることで持続可能な農業の形を実現できるよう取り組んでいます。

 

沖縄県宮古島のハイビスカス農家さん。新しい宮古島の産業になり得るハイビスカス栽培に貢献されています。

そして、日本各地で農薬を使わずに自然循環型農法をされている農家さんによる農作物を積極的に採用し、地域ならではの特産品や国内では希少になってしまった原料を用いることで生産を守り、地域振興にも繋げたいと考えています。北海道の「むらさき草」「ハマナス」「蝦夷山桜」、愛媛県の「甘夏」や「柚子」、大分県の地場漁による「わかめ」、宮崎県の「ホーリーバジル」、熊本県の「緑茶」「和紅茶」、沖縄県の「ハイビスカス(あかばなあ)」など、生産者の方々との直接契約で、原料を仕入れています。

自然にも体にもやさしい、伝統製法を守るお手伝いを
石油系の溶剤による抽出が主流の中、昔ながらの圧搾法と一番搾りを貫く熊本県の製油所さんと契約させていただいています。

また、薬品による加工や合成保存料に頼らず伝統的な製法で生産を続ける生産者さんと協力し合うことで、受け継がれた文化を守り、消費者の皆様の健やかな暮らしへと繋げるお手伝いをしたいと考えています。
福井県の味噌蔵で長きにわたり蔵に棲み着く天然麹菌を用いた木桶熟成の味噌をはじめとし、醤油や酢・油といった調味料、鹿児島県の梅肉エキスなど、どれもが農薬を使わない農作物を原料とし、手間暇をかけてじっくり製品化されたものばかりです。

 

アムリターラが考える「オーガニック」とは、人と自然との有機的な繋がりを大切にした生き方そのもの。
便利さやスピード感を追い求めることで生じてしまった社会のひずみ(資源や電力の浪費、大気や水、土壌の汚染など)を、私たちの商品や活動を通じて少しずつですが変えていくために、今後も生産者さんとの繋がりに感謝し、協力し合いながら、持続可能な社会の実現を目指していきたいと思います。