サスティナブルコラム

継続的な支援を続けることが大切

アムリターラの支援活動

アムリターラでは2011年の東日本大震災以降、被災地支援をはじめとしたさまざまな支援活動を行っています。2011年11月には、アムリターラとご縁のある3社にご協力いただき、ゼオライトを配合した「リフレッシュボディバスソルト」を企画販売し、収益金を寄付させていただきました。現在も売り上げの一部を「東日本大震災みやぎこども育英募金」などを通じて寄付を継続しています。

アムリターラの支援活動

 

一時的な支援ではなく「継続した支援が大切」というのが私たちの根本的な考えです。東日本大震災をきっかけに始まったアムリターラの寄付活動ですが、もとよりフェアトレードの原料を使用するなど、社会の中で生じている問題について、少しずつでも変えていきたいと思い行動に移してきました。今回のコラムでは、アムリターラの寄付活動に絡めて、世の中でどのような問題が起こっているのかも併せてご紹介します。

 

「ヒマラヤ岩塩バスソルト」でヒマラヤの植林活動を支援

アムリターラの支援活動

2018年の発売当初より「ヒマラヤ岩塩バスソルト(520g)」の売り上げの一部を、50年前からヒマラヤ山脈の自然を守る活動をされているNPO法人「ヒマラヤ保全協会」に寄付させていただいています。

アムリターラの支援活動

 

2023年10月までに、植林樹11,000本+レモン果樹苗500本の合計11,500本を植林しています。面積に換算すると、6.68ヘクタール相当になり東京ドーム1.4個分にも及びます。傾斜地の多いネパールで、これは小さな農山村の居住地面積に相当する広さです。

 

「ネパール・ヒマラヤ山麓の森林減少」
問題について

 

アムリターラの支援活動ヒマラヤ山麓ひいてはネパールに住む人々にとって、森林は日常生活に不可欠なエネルギー源です。燃料となる薪として使われたり、また樹種によっては葉や小枝は家畜の飼料となります。ですが、森林を継続的に伐採することにより、荒地が広がり森林面積の減少に繋がっています。

アムリターラの支援活動

ネパールにおける森林減少面積は1900年~2000年に年平均約9万ヘクタール、2000年~2005年は年平均約5万ヘクタールで、過去30年間にネパールの森林は毎年約2%のベースで減少し続けています。

アムリターラでは、住民の方々が今後も森林を利用できるように森林再生をサポートしていきたいと思っています。

日焼け止めでサンゴの再生活動を支援

アムリターラの支援活動

オールライトサンスクリーンクリーム」と「ハイビスカス チーク」、「オーシャン アップサイクル エコバッグ」の売り上げの一部を、沖縄でサンゴ礁の保護・再生活動を行っている特定非営利活動法人「アクアプラネット」に寄付させていただいています。

 

2023年から寄付を始めて、これまで4株のサンゴ苗の植付けが完了しています。また、寄付のご縁でアクアプラネットの代表を務める田中律子さんと勝田小百合のトークイベントが実現。イベントの様子はこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。

アムリターラの支援活動

 

「サンゴの白化」問題について

 

アムリターラの支援活動通常、サンゴは褐虫藻という植物プランクトンと共生しています。その褐虫藻が光合成を行うことで、グリーンやピンク、オレンジなどカラフルな色に染まっています。ですが、海水温が上昇して30℃以上の状態が続くと、暑さに耐えられずに冷たい海の方に褐虫藻が出て行ってしまいます。褐虫藻がいなくなったサンゴは真っ白になり、この現象を「サンゴの白化」といいます。

アムリターラの支援活動

現在、世界のサンゴ礁の約75%が危機にさらされています*。サンゴ礁には約9万種類もの生物が棲息しているといわれ、魚や海藻が卵を産んだり、子育てをしたりといわば“海のゆりかご”です。白化によりサンゴが死滅してしまうと、海洋生態系に大きな影響を与えてしまいます。生物多様性を守るためにも、サンゴの再生活動は重要なアクションだと考えています。

*Reefs at Risk 2011(国立環境研究所 環境儀No.53より)

オリジナル猫グッズで保護猫活動を支援

アムリターラの支援活動アムリターラ代表の勝田小百合が愛猫家ということもあり、保護猫活動を支援するチャリティーグッズを不定期で販売しています。2024年2月には2月22日の「猫の日」にちなんで、チャリティーセットを発売。売り上げの一部を、保護猫活動をしている「ホテルスネコ」に寄付させていただきました。

 

アムリターラの支援活動

「ペットの殺処分」問題について

 

アムリターラの支援活動全国の保健所には多くの犬や猫が収容され、殺処分となっている現状があります。年々減少の傾向にありますが、環境省が公表した殺処分頭数は2022年4月1日~2023年3月31日の1年間で11,906体に及びます。その内訳は犬が2,434体、猫が9,472体と猫の殺処分は犬と比べて約4倍になっています。

さらに猫の殺処分数のうち半分以上(5,878体)は、幼齢の子猫です。ちなみに保健所に引き取られた子猫の場合、飼い主から引き取った数(2,367体)よりも、野良猫の数(17,483体)が圧倒的に多いです。

アムリターラの支援活動

このような状況下で、少しでも殺処分を減らそうと奔走しているのが、動物愛護団体や独自で活動しているボランティアの方々です。動物の引き受けや収容、飼育、里親探し、ワクチン接種、不妊治療などさまざまな形で24時間体制ともいえるサポートを行っています。それに伴い、多くの団体で人手不足・資金不足に直面しています。

さまざまな商品で多岐に渡る支援活動

アムリターラの支援活動これらの商品以外にも、さまざまな商品で寄付やサポートを行っています。
季節限定商品の「モリンガシードオイルセラム」ではフェアトレードのモリンガオイルを使用し、さらに売り上げの一部をフィリピンでのモリンガ植林に寄付しています。

アムリターラの支援活動

最近の取り組みとしては、「アムリターラ ブリューイング[リヒテラレモン]」(数量限定のため現在は販売終了)の売り上げの一部を、アムリターラのハーブを育ててくださっているLihiTerra(リヒテラ)の靈山侑菜さんが共同代表を務める「一般社団法人えふ」に寄付させていただいています。寄付金はこども宅食の活動や、こどもが抱える問題(不登校や発達障害等)、シングルマザー支援、保護猫活動等に活用される予定です。

 

アムリターラでは今後もさまざまな環境問題や社会問題に対して、みなさまと協力し合いながら継続的な支援を行っていきたく、私たちの取り組みに賛同していただけると嬉しいです。

「アムリアグリプロジェクト」について

アムリターラの支援活動

 

アムリターラでは創業時より15年以上にわたり、自社農園での取り組みはもちろん、全国の自然栽培、有機栽培の農家さんや真摯なものづくりをされる生産者さんと協力し合いながらプロダクトを作り上げてきました。
この度、改めて活動の一環を「amri agri project(アムリアグリプロジェクト)」と名付け、このプロジェクトに紐づいている商品の売り上げの一部を、自然栽培の推進や在来種保護活動、アムリターラと関わる農地と生産者に還元し、そこで生まれた農産物で新しいモノづくり・コンテンツづくりをお客様にも還元する取り組みを行います。
農地から循環するエネルギーを面白さやワクワクに変えて!お客様に喜んでもらいたい、それがアムリアグリプロジェクトです。